ツイートによると、男性は以前からこの女子高生の自転車に「何か」をしていたようだ。ある日、怪しんだ女子高生が母親とともに監視していたところ、男性が自転車のサドルを舐めていたところに遭遇したという。女子高生によると「ちなみにハンドルもしゃぶり回されてたよ」とのこと。
ネットでは「このチャリ捨てるしかないな」「これはかなり気持ち悪いな」などの声があがっている。もし事実であるとするならば、自転車のサドルを舐める行為は、法的にどんな問題があるのだろうか。寺林智栄弁護士に聞いた。
●器物損壊罪の可能性
??男性の行為は犯罪?
サドルを舐め回す行為は、器物損壊罪に該当し得ます。「おじさん」は3年以下の懲役又は30万円以下の罰金もしくは科料に処される可能性があります。女子高生はおじさんに対して、自転車の代金や慰謝料を請求することもできるでしょう。
「舐めるのも損壊なのか」と疑問に思われるかもしれませんが、判例は損壊について、物理的に壊すことに限らず、心理的に使用できなくなる行為も含まれるとしています。かつて料理店の食器に放尿した行為が、器物損壊と判断されたことがありました。今回のケースは、心理的な抵抗感が放尿よりは弱いように思えますが、該当する可能性は否定できないでしょう。(以下ソースで)
弁護士ドットコム 9月22日(木)9時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160922-00005135-bengocom-soci
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